会計によるリスク管理① 提言

1 売上高が突然ゼロになる!

 さて、突然、売上高がゼロになる! そんなことを考えていた人はいたのでしょうか?

 

それがいま、現実になっています。

昨年からのコロナ感染拡大で、多くの企業が突然、売上高がゼロになったり、急激に売上を

落としたりしています。

飲食店やホテル・旅館はもちろんのこと、旅行業や小売業、鉄道会社、航空会社、学校法人

など、多くの企業が大きな危機に陥っています。

他方、運送業やデリバリーあるいはマスクやアクリル板製造業など一部の企業は、この機会

を捉えて大きく売上高を伸ばしています。

しかしこれとて、いつ反動が来るのかわかりませんので、設備投資や人材投資が後々大きな

負担となって返ってくる可能性もあります。

かように、いままで考えられないような経営環境がいま訪れています。しかも、このような

経営環境が数年間続くといわれています。

 

2 リスク管理とは

 このような不測の事態に備えることを「リスク管理」といいます。

では、会計でこのようなリスク管理に役立つのでしょうか?
 答えはズバリ、「Yes」です。

 

なぜなら、前兆は必ず数値となって現れてくるからです。
問題はそれが見えるのか、見えないのか、読み取れるのか、見逃すのか、です。

もっと大前提をいえば、会計データを入力しているか、です。

データ入力をしていなければ、見える数値も現れません。

 

3 会計・経理事務を考え直そう

 このように考え出すと、

もうそろそろ「会計を決算や申告そして税務署があるから」などと、しぶしぶながらも、

仕方なくしなければならないという考え方を、考え直す時期に来ているのではないので

しょうか。

もっと会計を能動的にとらえて会計・経理をやる時代が、この激動の経営環境と同時に

訪れているようにも思います。 さて、みなさまはどのようにお考えになりますか?

 

 

 そこで今回から『リスク管理』という観点で、会計を捉えるシリーズを開始します。

どのように考え、どのようにすれば『リスク管理』につながるのか、またどのように会計を

読めば、事前に兆候が掴めるのかなどについてやさしく考えます。

 

おたのしみに・・

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  戦略を考えるにあたって重要なことは『思い込み』なるものを打ち破ることです。

  わたしたちは思いの外、思い込みに囚われて生活や仕事をしています。

  そしてその結果が「いまである」ということを忘れてはいけないと思います。

  違う結果を得たいのであれば、その『思い込み』を打ち破るしかないと思います。

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掲載日:2021年4月21日 |カテゴリー:会計識字率

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