メールマーケティング④

 さて12日から、宮城・大阪・兵庫に続いて、東京・京都・沖縄でも「まん延防止等重点

措置」が適用されました。このままでは昨年4月・本年1月に続く、三度「緊急事態宣言」

が発令されることも必至だと思われます。

 コロナ感染は経済や特定の業種に大きな打撃を与えていますが、もう一つ見逃せないこと

は私たち自身の行動変容です。特にテレワーク、テレホームに象徴されますように、これまであまりインターネットが浸透していなかった日本でしたが、ここにきてビジネス・生活・

消費活動に、急速に浸透して来ています。

 このことは中小企業に対して、これまでの経営手法の「変革」を激しく・厳しく求め出し

ています。いまほど、時代が変化しているときはありません。もはや、従来の手法だけで経

営していくことが難しい時代となっています。

 

 そこで、決して新しいことではありませんが、未だ中小企業に定着しているとは言い難い

「メールの活用」について、これまで3回に分けて紹介してきましたが、今回はその4回と

したまとめてみます。

 

9 まとめ

(1)メールマーケティングとは

 メールマーケティングは

非常に低コストあり、また簡単に始められる大変有用なマーケティング手法です。

それだけに「新しい経営手法」として利用しない手はないと思います。

広報や広告する手段として取り入れられ、また売上アップが難しい経営環境の中で売上拡大

にもチャレンジできる手法です。

 

(2)目標を設定することが大事

 私たちがこれまでやってきたことは、曖昧の中で行って来たことが多かったと言えます。

つまり、成果が出だのか出ていないのか、あるは費用対効果はどうなのか、うんぬんです。

ともかく「やってみようよ」という前向きとも捉えられますが、非常に甘い考えの中で物事を行って来たといえます。

 そのところをもっと明快に企業活動をする時代が現代です。

必ずしも成功ばかりではありませんが、失敗であったなら失敗を論理的に認め、次の活動に

繋げていくことが大事な時代です。

 

 メールマーケティングでいえば、クリック数やメール開封率、あるいはコンバージョン率

などがあります。これらは「Googleアナリティクス」(※1)を利用するれば、だれでもわ

かるようになっています。

 ※1:Googleアナリティクス

 Googleアナリティクスとは、Googleが無償で開放している「ホームページ解析プログラ

 ム」です。制作業者に依頼して、ホームページHTMLに組み込めば、だれでもが次のよう

 なホームページ解析ができるようになります。

 ユーザー数、新規ユーザー数、セッション数、ページビュー数、平均セッション時間、

 直帰率、閲覧地域、閲覧機種、集客経路、サイトコンテンツ閲覧数、検索クエリ(※2)

 など

 ※2:検索クエリ

 検索クエリとは、ユーザーがGoogleなど「検索エンジン」で検索する際に入力した語句の

 ことをいいます。検索キーワードと理解しても、差し支えはありません。

 

(3)分液を継続することも大事

 これら、Googleアナリティクス解析を継続して、記録し改善につなげることも大事です。

ほとんどのホームページ所有者は作成すること自体が目的になっているので、作成後の観察や改善はしていません。

 ホームページは待つことが目的ではなく、活かすことが目的です。しかしそのことを行っ

ている事業者はほとんどいません。ホームページの見てくれには関心がありますが、伝えること、そして伝わっているのかどうか、そこに関心を持つ事業者はほとんどいません。

 しかし逆にごく僅かの成功している企業は、この「継続的な改善活動」を必ずやっています。また、中小企業の場合は、従業員に任せっきりにはしないで、経営者もその中に入って改善していくことがもう一つの成功の秘訣です。

 

(4)メールマーケティングは必須

 『Withコロナ』時代となり、メールはますます重要なコミュニケーションツールとなっています。また日本社会においては、メールやインターネットによるコミュニケーションはこれからが本番です。

だからこれまでの経験で、メールマーケティングを軽く考えることは大きな間違いです。

 

(5)メールマーケティングのポイント

 メールマーケティングのポイントは次の4点にまとめられます。

1.訴求の一貫性を維持する

 かんたんには諦めず、継続させることが大切です。

 

2.顧客に関連する内容にする

 つねに顧客の目線や立場で、モノを捉えることが重要です。私たちは自社の立場や論理で

 考えていることが非常に多いことを知りましょう。

 

3.内容をパーソナライズ化する

 個客を「お客」と一括りして捉えていませんか?お客様は一人ひとり独立した存在です。

 したがって、顧客を一元的には捉えるのではなく「個客」として捉えることが大事です。

 

4.実現するテクノロジーの使い方を考える

 いくら新しい技術を活用していても、顧客がわからなくては意味がありません。

 新しい技術を噛み砕いて、だれでも利用できるようにすることが重要です。

 

(6)メールとSNSの違い

 最後に、メールとSNS、どのように使い分ければよいのでしょうか。

メール・SNSにはそれぞれ一長一短があります。どちらかが優れているというものではありません。TPOに応じて使い分けることが重要です。

 

1.幅広い市場(ターゲット)には「メール」、絞った市場には「SNS」を活用する

 SNSは年齢や地域など細かく設定し活用することはできますが、

 メールはそのよう場機能はない。

 

2.タイミングが重要なときは「SNS」、そうでもないときは「メール」

 SNSはタイムライン表示されますので、瞬時にパッとわかる利点もありますが、

 時間の経過とともに消えてしまったように下の方へ表示されることになります。

 メールはメールボックスに蓄積され、一つ一つ件名も付いているので、都合の良いときに

 遡って見られる可能性があります。しかし、開封されなければ伝わりません。

 それだけに、件名の魅力化、つまりキャッチコピーが大切になります。

 

3.「メール」は本文を自由にデザインすることが可能!

 「SNS」はプラットホームの縛りを受ける!

 メールの本文は、HTMLを使えば、自由にデザインすることも可能となります。

 しかしSNSは、プラットホームの制限を受けますので、そうもいかない。

 

(以上)

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戦略を考えるにあたって重要なことは『思い込み』なるものを打ち破ることである。

われわれは思いの外、思い込みに囚われて生活や仕事をしている。

そしてその結果が「いまである」ということを忘れてはいけない。

違う結果を得たいのであれば『思い込み』を打ち破るしかない。

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掲載日:2021年4月14日 |カテゴリー:マーケティング

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