メールマーケティング②

 中小企業ビジネス、中でもこれまで長く頑張って経営を続けている中小企業ほど、

新しい経営手法を取り入れていかねばなりません。

 なぜなら、それほど時代は変化しているからです。

もはや、従来の手法だけでは生き残れない時代となっています。

 そこで前回から(決して新しいことではありませんが)いまだ中小企業の間では定着して

いるとは言い難い「eメールの活用」について、

『メールマーケティング』と題し、4回に分けてご紹介しています。

 今回はその第2回です。

 

4 なぜ、メールマーケティングが必要なのか

 メールは、いまやもっとも重要なコミュニケーションツールです。

特にメールによる販売促進はコストもかからず、またメール自体は年代を超えて普及して

いるので、中小企業にとって利用しない手はありません。

新しいサービスが続々と登場する中で、メールなんて古いツールだと思われているかも

わかりませんが、いまも述べたとおり、その普及率は90%をに迫っており、

いまなお新しい利用者は増え続けています。

 メールマーケティングとはメールを使い、顧客とのコミュニケーションを取ることを指しますが、多くの利用者が存在するこのプラットフォームでのやりとりは、企業の売上や利益に大きな影響をもたらします。

 

メールは本当に普及したが、その活用はこれから!

 

 

 以下はいずれも2016年・17年の米国市場調査ですが、最新のメールマーケティングに

ついて、次のような結果が確認されています。

①企業の約86%が今後、メールマーケティングの予算を増やす計画を持っている。

②メールマーケティングの費用対効果は

 ソーシャルメディアや検索型広告など他のツールに比べて4倍以上ある。

③メールに重点を置くマーケティング担当者の貢献は、

 そうでない担当者に比べて2倍近く収益に貢献している。

④さらにテクノロジーが発達したことによって、

 メールマーケティングの役割は以前よりもますます重要になっている。

このことは広告と同様に、ネットワーク上の行動履歴や購入履歴を用いて、

パーソナライズ化(特定)することが可能になったからだと言われています。

 

 また、メールに重点を置くマーケティング担当者が最も重視していることは、

次の4点といわれています。

①訴求の一貫性を維持する

  →すなわち、かんたんには諦めず、継続させることが重要である

②顧客に関連する内容である

  →すなわち、顧客の目線や立場で、モノを捉えることが重要である

③内容をパーソナライズ化させる

  →すなわち、顧客を一元的に捉えず、顧客を個客として捉えることが重要である

④実現するテクノロジーの使い方を考える

  →すなわち、技術そのものよりも、技術を噛み砕いて利用する姿勢が重要である

共通して流れていることは、

企業の立場や専門家の立場で捉えないで、「普通の視線で捉えなおす」ということです。

そこにこそ、「専門性の発揮」が求められている。

 

専門性とはむずかしいことを難しいまま活用することではなく

むずかしいことを易しくすることです!

 

 

5 費用対効果

 メールを利用する最大の利点は、そのコストパフォーマンスにあります。

たとえばハガキサイズのDMであれば、1通50円以上の費用がかかりますが、

これをメールにすれば、1通あたりのコストはほぼゼロ円となります。

つまり、郵送1通は50円以上ですが、メール1通1円未満ということです。

 

 また最近ではスマートフォンの普及により、

多くのSNS(ソーシャル・ネットワーキング・システム)が利用されています。

そのため、「SNS広告の方が有効なのでは?」と考える人も多いですが、

実は多く調査から、メール広告がそれ以外のSNS広告と比較して「効果が高い」という

結果が出ています。

 たとえば、購入のきっかけ・・ メルマガ53%に対し、SNSは僅か2~3%。

 たとえば、メルマガの売上効果・・ 1ドル投資につき38ドル。

(Campaign Monitor社より)

さらに、広告配信ごとに課金されるSNS広告とは違い、

試行錯誤しながら気楽に行えることもメールのメリットである。

 

メールマーケティングはコストパフォーマンスが非常にいい!

 

 

6 リーチの広さ

 リーチとは、直訳すると「広がり」とか「届く距離」・「範囲」のこと意味しますが、

メールマーケティングにおいては「インターネット広告の到達率」のことを指します。

したがって、広告に接触した人数もしくは全体における割合を表す指標になります。

 たとえば、ある特定の期間内にその広告を目にしたユーザーの人数(割合)を表し、

”広告接触の広さ”を示すことなどに用いられます。

 

 メールの強みは、なんといっても、その圧倒的な利用者数の多さです。

たとえば各SNS利用者は(2017年のデータですが)およそ次のとおりです。

①Facebook  約20億人

②LINE       約2.2億人

③Twitter    約3.3億人

3つのサービスの中で、一番多いのはFacebookで、20億人程度です。

 それに対しメールは、(メールアカウントが複数の企業から発行されているため)

正確な数値は把握できませんが、世界中で約49億個のメールアカウントが存在すると

いわれています。

少なくともSNSを始めるにはメールアカウントが必要ですから、

SNS利用者よりも多いことは間違いありません。

つまり、メールアカウントは各SNSアカウントよりも多いということになります。

 

 またSNSはユーザーが所属するコミュニティや生活様式で、

ターゲティングはそれぞれにより異なることになりますが、

eメールはインターネット環境を持つ場合のほぼ必須のアカウントですので、

すべてのターゲットが属しています。

したがって、SNSよりも広くリーチすることが可能となります。

 

e-メールはいかなるSNSよりも広告接触割合が広いと期待できる!

 

 

(つづく)

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戦略を考えるにあたって重要なことは『思い込み』なるものを打ち破ることである。

われわれは思いの外、思い込みに囚われて生活や仕事をしている。

そしてその結果が「いまである」ということを忘れてはいけない。

違う結果を得たいのであれば『思い込み』を打ち破るしかない。

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掲載日:2021年3月31日 |カテゴリー:マーケティング

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