メールマーケティング①

 中小企業ビジネス、特にこれまで頑張って長く経営をして来られた中小企業ほど、

新しい経営手法を取り入れて行かねばなりません。

それほど時代は動いているということです。

 そこで今回から、決して新しいことではありませんが、未だ中小企業の間では定着して

いるとは言い難いeメールの活用を『メールマーケティング』と題して4回に分けて

ご紹介します。

その内容は以下のとおりです。

  1 メールマーケティングとは

  2 メールマーケティングの歴史

  3 目標を設定する

  4 なぜ、メールマーケティング必要なのか

  5 費用対効果

  6 リーチの広さ

  7 メルマガ広告とSNS広告、どちらが優れているのか

  8 メールのウィークポイント

  9 まとめ

 

1 メールマーケティングとは

 メールマーケティングとは、eメールを利用したマーケティングのことです。

メールマーケティングに関する明確な定義はありませんが、

一般的には「工夫したメール配信によって期待した成果を得ること」といわれています。

 

 ただし、メールマーケティングはただ定期的にメールを送信することや一斉配信すること

だけを指すのではありません。

 あくまでも

①メール送信して

②集客や購買あるいはファン育成やリピーター創出など何らかの目標を設定して

③その目標数値を達成する

ことを指します。

 その意味では、メールマガジンの発信も広い意味では、メールマーケティングの一つと

いえなくもありません。

 

メールマーケティングとはメール送信という手段で

設定した目標を達成することです!

 

 

2 メールマーケティングの歴史

 メールマーケティングの歴史は古く、

1978年に米国企業が行ったことがその最初だといわれています。

以来40年以上が経つわけですが、現代ではeメールは多くの企業にとって欠かせない

重要なマーケティング手段となっています。

 

 先ほど「メルマガの発信も広い意味ではメールマーケティングの一つといえなくもない」と申し上げましたが、しかし、メールマガジンすべてが、メールマーケティングというわけ

ではありません。

 メルマガとは、企業や個人がeメールを利用して、顧客や読者に対して一斉に情報を送信

するメール配信のことをいいますが、郵送や電話など、他の販売促進手段と比べると非常に

安価であり、システム導入のハードルも低いことから、多くの企業が”販売促進手段”として

取り入れましたので、爆発的に普及しました。

 

 しかし一方、爆発的な普及は配信数の激増につながり、顧客や読者のメールボックスは

企業からのメルマガで一杯になるという珍現象も引き起こすようになりました。

その結果、最後まで読まれるメルマガは減少し、一斉配信のメルマガ効果は疑問視される

ようになりました。

 

 そのような中で一方的な情報配信ではなく、顧客一人ひとりに合ったメール配信を行い、

効果の最大化を図ろうという『ワンツーワン(One to One)マーケティング』の考え方が

広がってきました。

 

 こうしてメルマガは配信するだけのメルマガから、特定の効果を最大化するための

メールマーケティングへへと変遷してきた経緯があります。

この歴史的な流れをまとめると、以下のようになります。

eメール普及→販売促進利用→メルマガ乱立→効果低減→メールマーケティングへ発展

 

メールマーケティングの根底には

『One To One マーケティング』発想が流れている!

 

 

3 目標を設定する

 メールマーケティングは既述のとおり、ただ闇雲にメール配信することではなく、

目標に対する効果の最大化を目指すという目的があります。

 そのため、メールマーケティングを行うには、定量的な目標設定と継続的な改善活動が

必須であり、大変重要なことなのです。

 ただし、目標は「たくさんの人に読んでもらう」とか、「一人でも多くの人に知って

もらう」など、曖昧なものでは意味がありません。

 必ず測定可能(定量的)な数値目標を設定することが重要なのです。

 

 例えば・・

①メールがどれだけの人に読まれたのかという『メールの開封率』を設定する

②どれだけの閲覧者を誘導できたのかという『本文中HPアドレスクリック率』を設定する

③メールからどれだけの売上を上げられたかという『コンバージョン率』(※)を設定する

 ※コンバージョン(conversion)とは、直訳すると「転換」「変換」「転化」などという意味ですが、

  具体的には閲覧者がホームページの目標としているアクションを起こしてくれた状態のことを指します。

  たとえば、1人の閲覧者が商品・サービスを購入したり、資料請求をおこなったりした場合、

  「ホームページがコンバージョンを1つ獲得した」とカウントします。

などです。

 

 さらにメール配信後はその結果を記録し、次回配信の改善につなげることも重要です。

多くの企業ではこの「継続的な改善活動」をしないため、メールマーケティングの成果が

得ることが出来ていません。

一方、メールマーケティングを成功させている企業は、必ずこの「継続的な改善活動」を

続けています。

 

メールマーケティングは定量的な目標設定し、

その達成の記録と継続的な改善活動が重要!

 

 

(つづく)

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戦略を考えるにあたって重要なことは『思い込み』なるものを打ち破ることです。

わたしたちは思いの外、思い込みに囚われて生活や仕事をしています。

そしてその結果が「いまである」ということを忘れてはいけません。

違う結果を得たいのであれば『思い込み』を打ち破るしかありません。

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掲載日:2021年3月24日 |カテゴリー:マーケティング

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