Marketing PEST分析

マーケティングといえば、上場企業などの大企業が扱うものであって、小さな企業はあまり関係ないと思われ続けているようですが、いまや「マーケティング」は小さな企業ほど重要な理論となっています。つまり、小ビジネスほど、小企業なりのマーケティングを駆使して行かないと立ち行かなくなってきています。
本コラムでもこれまで何度か取り上げてきましたが、再度、内容を改訂し、取り上げたいと思います。

 

PEST分析(ペストぶんせき)

 

環境分析の手法としては、SWOT(スウオット)分析がよく知られています。
S:Strengths(強み)、W:Weaknesses(弱み)、O:Opportunities(機会)、T:Threats(脅威)のそれぞれの頭文字をとってSWOT分析といいます。
この4つの中で、強みと弱みは「内部環境分析」ですが、機会と脅威は「外部環境分析」です。その外部環境分析は ①マクロ環境分析 ②競合分析 ③マーケット分析の3つに分けられますが、PEST分析は、マクロ環境分析を行う際のフレームワークです。

 

1 PEST分析とは

PEST分析とは、Politics(政治的要因)、Economics(経済的要因)、Society(社会的要因)、Tecnology(技術的要因)のそれぞれ頭文字を取ったものです。
事業に影響するこれら4つの要因をマクロ環境分析として分析します。

 

2 PEST分析の特徴

冒頭でご説明したとおり、PEST分析はSWOT分析の一部として行われます。
直接的な競合分析やマーケット分析よりも広い範囲のマクロ環境という目に見えない抽象的な対象をMECE(ミッシー:モレなくダブりなく)に分けたものが、PEST分析です。
PEST分析は個々の相手も見えないマクロな要因が相手なので、自社1社による働きかけや努力のみではどうすることもできない「所与の条件」に近い存在です。
しかし、業界団体を通じた政治への働きかけが規制緩和などの法律変更を促したり、自社による流行の喚起などをしたり、可能性が全くないわけではありません。
それがPEST分析は「基本的には短期的な施策にはなりえない」と言われている所以ですが、中長期的にはたいへん重要な視点です。

 

3 PESTの要因

下図にPEST分析の要因となる項目を例示します。

PEST分析

 

※「Society(社会的要因)」に含まれる環境問題に関しては、“environment”を4つの要因とは独立させ、PESTeという場合もあります。


掲載日:2018年3月28日 |カテゴリー:マーケティング

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