2016年の結果と2017年の予想

2016年も終わり、2017年が始まりました。

2017年最初の経営コラム「インプルリポート」は

財界経営者の2016年の予想と結果、そして新年度2017年の予想です。

日本経済新聞1月1日付特集から振り返ってみます。

 

1.主要企業経営者20人が占った2016年の「景気」予想と結果

(1)経済成長、国内総生産(GDP)

 ■2016年の予想平均伸び率 1.5%

  16年度の景気予想はアベノミクスによる好循環の継続などを背景に、

  緩やかな回復軌道に戻ると予想した経営者が多かったとの報道でした。

  20人の経営者はそれぞれ1.0~1.7%を予想されていました。

 ■2016年の結果      1.3%

  最終値はまだ発表されていませんが、

  2016年9月期で1.1%、どうやら下限値に近い実績で終わったようです。

 ■2017年の予想平均伸び率 1.0%

  「緩やかな回復基調が続く」としながらも、昨年よりも全般的に弱気の見通しと

  なっています。これは米国大統領の交代やEUオランダ総選挙、フランス大統領選挙、

  ドイツ議会選挙などの先行き不安定予想の影響かと思われますが、オリンピックを3年

  後に控えていることを考えれば、もう少し強気の予想であってもよいと思うのですが、

  皆さんはどのようにお考えになりますか。

  ちなみに20人の経営者のそれぞれの予想も0.5~1.5%と昨年より下振れと

  なっています。

 

(2)アメリカ・中国の経済成長率

 ■2016年の予想

  アメリカ経済の伸び率  2.5~2.9%

  中国経済の伸び率    5.8~6.8%

 ■2016年の結果(暫定値)

  アメリカ経済の伸び率  1.6%

  中国経済の伸び率    6.6%

 ■2017年の予想

  アメリカ経済の伸び率  1.9~3.0%

  中国経済の伸び率    6.0~7.0%

  同じモノサシで判断することはできませんが、こうしてみるとまだまだ中国経済の

  強さが光ります。

 

(3)円相場

 ■2016年の予想

  115円~130円

 ■2016年の結果

  117.10円

 ■2017年の予想

  100円~125円

  トランプ大統領の当選以来、円は下がり続けていますが、果たして円安は追い風なので

  しょうか。自国の通貨はやはり、原則、強くなくてはいけないと思うのですが。

 

(4)株価12月値

 ■2016年の予想

  21000円~24000円

 ■2016年の結果

  19114円

 ■2017年の予想

  19000円~25000円

  株価も円安のおかげで海外投資家の買い注文が増え、最終的には2万円近くと

  なりましたが、それでも財界予想の下限値には届きませんでした。

  17年も財界人の自信のなさの表れか、保守的な性向の表れか、幅が広がっただけで

  それほど株価予想は上がっていません。

  また最近は海外機関投資家の売買が増えているため、株価が景気動向を反映しなく

  なってきたことも大きな特徴です。

 

 

  さて、2017年がどのような1年となるかについては誰しも知りたいところですが、

  こと事業に関しては、それは経営者自身が導くということです。

  経営者としてリーダーシップを発揮して、起こりうるさまざまな環境に適応して、

  事業を発展させていきましょう。


掲載日:2017年1月4日 |カテゴリー:トピックス, マーケティング, 企業統計

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