正統会計学 流動資産と損益

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『正統会計学』第10回は流動資産と損益の説明です。

 

Ⅹ 流動資産と損益

現在ではあまり多額に発生しませんが、流動資産(特に金融資産)と損益について説明します。

バブル時代と言われた1980年代後半には「財テク」という言葉があったぐらい、異常な土地の値上りを背景にした、金融資産狂騒時代があり、その後、多くの企業が倒産しました。

 

1 金融資産とは

(1)手元流動性
手元流動性とは、すぐに支払いができる手元の流動性の高い資産のことであり、現預金と有価証券のことをいいます。

(2)当座資産
当座資産とは、その手元流動性資産に受取手形と売掛金の売上債権を加えた資産のことをいいます。
当座とは、近く資金にできるという意味です。ただし、当座資産には棚卸資産は入りませんのでご注意ください。

なお、当座資産に棚卸資産とその他流動資産を加えた資産を総称して「流動資産」といいます。

 

2 余剰資金の運用損益

企業は手元にある余剰資金をそのまま置いておいても収益を産みませんので、金融資産で運用し、利益を産み出そうとします。
金融資産とは定期預金や国債、株式証券などのことをいいます。さらには投資目的の土地やマンションなども含まれます。

しかし収益性が高いということは、反面それだけリスクが高くなることは当然のことであり、それだけのリスクヘッジも重要となりますので、十分、気を付ける必要があります。

(1)インカム・ゲイン(income gain)

インカム・ゲインとは、一般的には資産運用に際してある資産を保有することで、安定的・継続的に受け取ることのできる現金収入のことを指します。銀行預金などの受取利息、有価証券の受取配当がそれに該当します。また、不動産投資の場合は家賃収入のことも指します。

(2)キャピタル・ゲイン(capital gain)

キャピタル・ゲインとは、保有していた資産の値段が変動することによって得られる収益のことを指します。この場合の資産とは、土地、建物、絵画、ゴルフ会員権、貴金属などや株式や債券などの有価証券も含まれます。一般的に価格が変動するものを安く購入し、高くなった時に売却して得られる値上がり益がキャピタル・ゲインで、有価証券の売却益・売却損などのことを指します。

 

 

今回のキーワード

手元流動性

当座資産と流動資産

インカム・ゲインとキャピタル・ゲイン


掲載日:2016年1月27日 |カテゴリー:会計処理, 会計識字率

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