財務諸表の読み方 財務分析

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財務諸表の読み方「財務分析」(4)

■財務分析の分類
財務分析するにはさまざまな立場があります。それによって財務分析を分類することができます。それを知ることによってどのような角度から分析すればよいのか、参考にすることができます。

 1.「誰が分析するのか」による分類

「誰が分析をするのか」による分類としては、外部分析、信用分析、投資分析、内部分析などに分けられます。

(1)外部分析
外部分析とは、経営者以外の立場から分析することを指します。分析というよりも「企業評価」といったほうが良いかもわかりません。具体的には信用調査機関を通じた取引先や同じ商圏に進出を考える同業者などによる分析・評価です。

(2)信用分析
信用調査とは、主に金融機関の立場から分析することを指します。経営の健全性や安定性、あるいは返済能力や収益力などを中心に分析します。

(3)投資分析
私ども中小企業には関係ありませんが、投資家の立場から分析することを指します。一般の財務分析に関する書籍はほとんどこの立場から説明されています。したがって一般知識習得するにはいいですが、自社分析(次の内部分析)したい場合の参考にはあまりなりません。投資を目的とした分析・評価ですから、安全性や収益性あるいは配当性向などについて、他社比較します。

(4)内部分析
内部分析とは、経営者立場から分析することを指します。これがわれわれに一番必要な財務分析です。主観的な財務分析でいいわけですから、独自分析もあっていいわけですし、必ずしも一般的に説明される計算式で計算する必要もありません(もちろん常に同じ計算式で計算する必要性はありますが)。主に自社の課題を探ることが目的ですので、原因・要因を探るためには、深くドリルダウンしていくことが重要です。

 

2.「分析手法」による分類

「分析手法」による分類としては、実数分析、比率分析に分類されます。
実数分析とは、前年数値や他社数値などと比較することをいいます。
比率分析とは、構成比率や相互比率等を通じて行うことをいいます。

 

3.「分析角度(アングル)」による分類

「分析角度(アングル)」による分析としては、総合分析、収益性分析、安全性分析、効率性分析、成長性、生産性分析などに分析されます。
これを知っておくことは実務上非常に大切ですので、詳しくは次回に説明したいと思います。

 

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掲載日:2015年5月28日 |カテゴリー:会計識字率, 経営技術

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