財務諸表の読み方 財務分析

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財務諸表の読み方「財務分析」(3)

前回は「月次試算表や決算書の数字を比べてこそ意味を持つ」という話をしました。今回は財務分析を評価するための比べ方を説明します。 

■「財務分析」を評価するための比べ方
 財務分析を評価するために、どう比べれば良いのでしょうか。
これには3つの比べ方があります。時系列比較、目標比較、同業他社比較です。
1.時系列比較
 内部比較の一つですが、前年と比べるなど「時系列」に見て評価する方法です。
前年と比べ良いのか、悪いのか判断できますので、これを3年程度の時系列に並べると、事業傾向が掴めます。
その比べ方には次の3種類があります。
(1)前年同月比較
今年の5月と去年の5月とを比較するなど、前年の同月と比べる方法です。
(2)前年累計比較
今年の期首から当月までの累計と昨年の同期間の累計と比べる方法です。
(3)移動合計比較
たとえば、今年5月までの年間合計と昨年5月までの年間合計との比較など、常に1年間で比べる方法です。

2.Zチャート
単月、累計、移動合計、3つの折れ線グラフを組み合わせると「Zチャート」が出来上がります。例えば、毎月売上高が増えている企業があるとします。
すると単月の折れ線グラフは右肩上がりの直線となります。
累計折れ線グラフは当然のことながら、ドンドン上がる右肩上がりの直線となります。
移動合計折れ線グラフは上部のほうで徐々に上がる右肩上がりの直線となり、この3つの直線を結びつけると右肩上がりの『Z』の文字が出来上がります。
つまり、この3つの折れ線グラフで、右上がりのZ文字が描ければ売上好調を示し、まっすぐなZ文字になれば売上停滞を示し、左あがりつまり右下がりのZ文字になれば売上不調を表します。
描けるZ文字で傾向が掴めます。

3.目標比較
これも内部比較の一つですが、目標(計画値や予算値)と比べて評価する方法です。
計画と比べて課題が克服されつつあるのか、積み残されているのか判断できます。
また比べ方としては、単月比較と累計比較とがあります。

4.同業他社比較
これは外部比較となりますが、同業他社と比べて自社はどこに問題があるのか判断できます。同業他社値は『TKC経営指標』が有名です。TKC経営指標は収録企業件数が多いので、キメ細かく比較することが可能です。

 

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掲載日:2015年5月26日 |カテゴリー:会計識字率, 経営技術

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