競争優位 ブルー・オーシャン戦略

第16話 中小企業にとっての「ブルー・オーシャン戦略」とは

戦略理論の第1回目は、ブルー・オーシャン戦略を取り上げたいと思います。
なぜ、第1回目にブルー・オーシャン戦略を取り上げたのかといいますと、いま一番大事なことは、それぞれの中小零細企業の『価値革新』だからです。
価値改革とは、それぞれの企業にとって、自社の顧客にこれまで提供できていなかった新しい価値を創造し、提供するということです。これができないと、新しい顧客を得ることができません。新しい顧客を得ることができなければ、それは事業の終焉を意味します。いま最も大事なことは、それぞれの中小零細企業が新しい顧客を創造できることです。
ブルー・オーシャン戦略は、それぞれの企業が新しい価値を創造するヒントを与えてくれます

 

1.ブルー・オーシャンとは
ブルー・オーシャンとは、競争者がいない、いまは未だ生まれていない市場無限に広がる可能性を秘めた未知の市場のことをいっています。反対に、既存の製品や商品あるいはサービスなどを改良し、企業が生き残るために、激しい血みどろの戦いを繰り広げている現行の市場のことをレッド・オーシャンといいます。

 

2.ブルー・オーシャン戦略のコンセプト
ブルー・オーシャン戦略のコンセプトは、競争とは無縁の新しい価値市場を創造し、顧客に高付加価値を低コストで提供することで、利潤の最大化を実現することです。つまり、差別化と低コストを同時に実現します。
それに対して、レッド・オーシャン戦略は、差別化か、それとも低コストか、の二者択一となりがちです。

 

3.ブルー・オーシャンの実例
差別化と低コストの同時実現なんて出来るのか?とお思いの方も大勢いらっしゃるでしょうが、過去を振り返ると、多くの企業が実現しています。
たとえば、半世紀ほど前を見れば、自動車業界や航空業界、コンピュータ業界などがそうであったことに気づかせられます。
四半世紀前を振り返れば、ディスカウント業界や携帯電話業界、あるいはウェブ業界がそうであったことに気づかせられます。
最近では、QBハウスやシルクドゥソエイユ、IKEA、ユニクロ、JINSなどが挙げられます。
これらのことは、これからもブルー・オーシャンは誕生できるということを証明しています

 

4.ブルー・オーシャン戦略のポイント
ブルー・オーシャン戦略の最も重要なポイントは、新しい価値市場を創造するための、価値革新という考え方であり、それが新しい市場の境界線を引きなおすことになります。
そのツールとして、戦略キャンパス4つのアクション6つのパス(経路)、の3つがあります。

 

 

ブルー・オーシャン戦略は、これまでの業界慣習や思い込みなどに囚われず、常識という枠の外に出ることで実現できます。すでに「こんなこと、大企業だけだ」とか「そんなこと無理だ」とか、思われている方、それがすでに思い込みであり、常識の枠の中なのです。ときには、逆から見てみることが重要です。
ブルー・オーシャンは技術革新ではなく、価値革新(バリュー・イノベーション)なのです。


掲載日:2014年9月5日 |カテゴリー:マーケティング, 経営技術

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