やさしい仕訳の話 仕訳パターン

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第16話 仕訳のパターン

「やさしい仕訳の話」もいよいよ最後となります。
最後はまとめも兼ねて、仕訳のパターンの話です。

 

1.科目のカテゴリー
会計で使用する勘定科目には業種によって特殊な勘定科目もありますが、その総数は
250科目ほどです。そしてその中で各会社が使用する勘定科目数は経営規模によって
も違いはありますが50~100科目程度かと思います。
それほどある勘定科目ですが、そのカテゴリーは次の5つだけです。
 ①資産科目
 ②負債科目
 ③純資産科目
 ④収益科目
 ⑤費用科目

 

2.資金の運用・使途は借方科目、資金の調達・源泉は貸方科目
5つに分類される勘定科目は、それぞれホームポジションが借方科目か、貸方科目か
決まっています。その判断基準が、資金の運用・使途なのか、資金の調達・源泉なの
かということです。
資金の運用・使途であれば、ホームポジションは“借方”です。
資金の調達・源泉であれば、ホームポジションは“貸方”です。

(1)資産科目
資産科目とは、現金や預金、売掛金、たな卸、立替金、仮払金、固定資産などです。
これらはすべて、資金(お金)を運用しています。
ですから、増えればホームポジションの借方です。支払、回収、売却などで減れば、
貸方となります。

(2)負債科目
負債科目とは、買掛金や短期借入金、未払金、未払費用、前受金、預り金、長期借入
金、長期未払金などです。
これらはすべて、資金(お金)を調達しています。
ですから、増えればホームポジションの貸方です。支払、返済などで減れば、借方と
なります。

 (3)純資産科目
純資産科目とは、資本金です。
資本金はもちろん資金を調達していますから、増えればホームポジションの貸方で
す。減資などで減れば、借方となります。

(4)収益科目
収益科目とは、売上高や営業外の利益、それに特別損益の利益などです。
これらはすべて、資金(お金)をすぐには調達していないかもわかりませんが、資金の
源泉です。
ですから、増えればホームポジションの貸方です。売上取消などで減れば、借方と
なります。

(5)費用科目
費用科目とは、商品仕入や材料仕入、外注費、人件費、水道光熱費、支払利息など、
さまざまなものがあります。
これらはすべて、資金(お金)を使途しています。
ですから、増えればホームポジションの借方です。返品などで減ることがあれば、
貸方となります。

 

このように書くと長くなり、大変そうに思われるかもしれませんが、要領さえ掴めれ
ばカンタンです。
ですから、ぜひ、毎日、会計処理は行い、会社の状況を掴むようにしましょう。
何度も繰り返しますが、会計は決算・申告のためにするのではありません。
会社の経営状況を掴むために行うのです。その結果を決算・申告に生かすだけです。
そこのところを勘違いされないように・・。


掲載日:2014年5月16日 |カテゴリー:会計処理

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